村上市の歯科ならインプラント・矯正・歯周病治療から予防・審美まで幅広く対応できる【滝澤歯科医院】へ

滝澤歯科医院 〒958-0833 新潟県村上市掘片3-23 滝澤歯科医院 TEL 0254-52-3003
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 歯周病ってどんな病気?
 
   歯周病は、以前は「歯槽膿漏」とよばれていました。歯槽膿漏とは、歯肉から膿(うみ)の出る病気という意味でしたが、その他にもさまざまな症状があることからいまでは「歯周病」と呼ぶようになりました。 

統計によると、35歳で80%以上の人が歯周病になっています

しかし、35歳になってから突然、歯周病になるわけではありません。実は、10代から少しずつ進行しているのです。歯肉から血がでるという自覚症状が出る頃にはもはや歯肉炎・歯周炎になっています。歯周病は「沈黙の病気」とも呼ばれていて、虫歯と違って痛みを伴わずにゆっくりと進行し、時には歯ぐきの腫れや痛みを感じるものの、放っておくとまたその症状が治まるという経過を繰り返しながら、歯を支える組織が破壊され、ついには歯を失ってしまうやっかいな病気です。

「歯肉炎」と「歯周炎」は同じ歯周病ではあっても病気としてのステージが全く異なります。
「歯肉炎」は歯ぐきの炎症が治まればもとの健康な状態に回復するのに対し、「歯周炎」の場合は破壊された歯周組織を炎症が治まったのちに完全に回復させることは、特別に良好な条件がそろわない限り、難しいのです。

それだけに、
早期発見・早期治療は大変重要です。
セルフケア(ご自身による歯磨き)の他に歯科医院でのプロフェッショナルケアが必須です。
プラークの巣である歯周ポケットのなかまで掃除をしたり、硬い歯石を取り除くには、セルフケアだけでは限界があるからです。

歯周病は歯周組織の細菌感染症です。歯を支えている周りの組織をじわじわと壊していきます。
歯を失う最大の原因です!
 

 

最近の研究によると、その原因菌やその毒素などが、血管を通じて全身に影響を及ぼすことがわかっています。
(脳梗塞や心筋梗塞、心内膜炎、糖尿病、誤嚥性肺炎、胃潰瘍、動脈硬化や早産・低体重児出産、など)
また、
糖尿病や骨粗鬆症が歯周病の進行を早めます。
歯周病の人が心臓病
になる確率は、2~3倍にあがります。

歯周病は単なるお口だけの病気ではないのです。心配な方はぜひ一度検査を受けることをおすすめします。 

 
 歯周病はあなたと歯科医・歯科衛生士が協力して、ともに治していく病気です。歯周病とその予防・治療について理解していただき、一緒に歯周病を治しましょう。私たちがサポートいたします。
〒958-0833
新潟県村上市堀片3-23
滝澤歯科医院
TEL 0254-52-3003

診療時間 午前9:00~12:30
午後1:30~5:30

休診日 木・日曜・祝日

乗用車6台駐車可能

    
携帯サイトはこちら
http://katy.jp/takizawa-dc/
当院はバリアフリーです。


歯周病セルフチェック

下記のような症状が
1つでもある方は歯周病かもしれません。
一度、歯周病の検査を受けてみてはいかがですか?

①朝起きた時、口の中がネバネバする

②歯磨きをしていて出血する

③口臭が気になる

④歯肉がむずがゆい、痛い、うずく

⑤歯肉が赤く腫れている

⑥かたいものが噛みにくい

⑦歯が長くなったような気がする

⑧前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間ができた



歯周病を理解しましょう!
 1.軽度歯周病(歯肉炎)  
歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)が3mm以内で、歯槽骨の破壊が起こっていない場合は、ほとんどが完治します。

歯肉炎では、プラーク(歯垢:生きた細菌の塊)や少量の歯石(プラークが石のように硬くなり、歯にこびりついたもの)がたまり、歯ぐきに炎症が起こり、赤く腫れたり出血したりといった症状が出ます。
軽度歯肉炎

歯肉炎の口腔内写真

レントゲン

軽度歯周病の症例です。歯ぐきが赤く腫れて炎症を起こしています。

細菌の侵入は歯肉で止まっています。
歯槽骨の破壊はありません。


 2.中等度歯周病  
歯周ポケットが4~6mmで、歯槽骨の破壊(歯を支えている顎の骨がとかされている)が起こっている状態。

歯や歯根には、多量のプラークや歯石が付着しています。歯ぐきの腫れ、出血、排膿を伴います。力をかけると、歯が動揺します。
 4mm以上のポケットが形成され歯石の沈着が起こり骨の破壊が進む

中等度に進行した歯周炎 多量の歯石を認めます レントゲン
中等度歯周炎の症例です。下の前歯です。歯ぐきが赤く腫れ、多量の歯石を認めます。

細菌が歯槽骨まで侵入し、歯槽骨の破壊が起こっています。
 


 3.重度歯周炎  
歯周ポケットが6mm以上で、歯槽骨の破壊がかなり進んだ状態。

重度歯周炎では、プラークや歯石が多量に沈着し、歯槽骨が大きく溶かされています。歯ぐきから出血、排膿を伴い、口臭がします。歯は歯槽骨の支えを失い、大きく動揺します。物を噛むと力を支えきれず、痛みがでたり、力が入らず噛めないといった症状が起こります。

さらに進行すると、歯が自然に抜けてしまいます。
 
 6mm以上のポケットになり骨の破壊が進行しています

重度の口腔内写真

  舌側の多量の歯石

レントゲン

重度歯周炎の症例です。歯石が多量に付着しており、歯ぐきが下がり、歯がくらぐらしています。

歯が支えを失って前に移動し、歯と歯の間に隙間ができています。

細菌が顎の骨の奥深くまで侵入し、歯槽骨がほぼ歯根の先端まで破壊されています。
   
歯を失わないためには、毎日の正しいセルフケア(ブラッシング)と、定期的な検診・およびメインテナンス(歯科医院でのクリーニング)がとても大切です!



 歯周病予防のポイント!
 

歯磨きが歯周病の予防の第一条件ですが、私たちの日常生活には歯周病にかかりやすくなる、または悪化させるいろいろなリスクフアクター(危険因子)がひそんでいます。
次のことに気をつけて、歯周病を予防しましょう。



1.柔らかいもの、甘いものの食生活


これらの食べ物は、歯に付着しやすく、プラーク(歯垢)が形成されやすくなります。また偏食をすると栄養の摂取が不十分になり、身体の抵抗力が低下します。歯ごたえのあるものや食物繊維の多く含まれたものを、しっかり噛んで食べましょう。

2.左右の歯でバランスよく噛むことを心がけましょう

片方ばかりで噛んでいると、歯に過重な負担がかかります。過重負担は、歯茎や歯を支える歯槽骨に炎症を引き起こし、歯周病の進行を早くするリスクファクターとなります。また、片方の歯でばかり噛んでいると、噛んでいる側の汚れが自然に落ちますが、あまり噛まない側の歯にはプラークがたまりやすくなります。
意識して両方の歯でバランス良く噛みましょう。

3.喫煙

タバコを吸う人は、吸わない人に比べて歯周病にかかりやすくなっています。これは、ニコチンなどの作用によって血液の流れが悪くなり、体の細菌と戦う働き(免疫力)が弱くなるからです。できるなら吸わないようにしましょう。

4.口呼吸

口で呼吸をすると、口の中が乾燥しやすくなり、細菌にとっては増殖しやすい環境となります。細菌に感染しやすく、炎症を起こしやすくなります。鼻づまりなど、耳鼻咽喉の病気のある人は治療の必要がありますが、口呼吸の癖のある人は、その癖を治すように心がけましょう。

5.ストレス

ストレスは歯ぎしりのもとになり、
歯ぎしりは歯周病を悪化させるリスクファクターとなります。自分では気が付かない歯ぎしりにも、朝起きた時に顎が疲れたなどの症状がある方、歯の摩耗が大きい方、歯ぎしりをご家族に指摘された方は注意が必要です。
また、ストレスが多いと身体の免疫力が低下し歯周病を悪化させます。社会生活を送る上でストレスは避けにくいですが・・・よく睡眠をとり、できるだけストレスをためない生活を送りましょう。

6.家族全員で歯周病予防の意識を持ちましょう

歯周病の最大の原因は、歯周病菌による細菌感染です。家族で生活をしている方は、ご自身だけがしっかりケアしていても、ともに生活しているご家族から感染してしまっては、予防効果があまり期待できません。快適な毎日を過ごすため、ご家族全員で歯周病を予防する意識を高めましょう!

タバコを吸っている人は・・・

歯周病の進行が早い
治療しても治りにくい
若い時期から歯周病になりやすい
歯に着色がつく ・ 歯肉の色が悪くなる
自覚症状が出にくい
汚れが付きやすい

「喫煙」歯周病の非常に大きなリスクファクターです。


歯周病についてのご相談は、滝澤歯科医院まで。



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